1983年にリリースされた「Girl Friends」から2年ぶりのリリースとなったオリジナル・アルバム。チャリティコンサートを行なうなどボランティア活動も充実して活発化していた時期にリリースされた作品。
アルバムの表題曲「愛がみつかりそう」、 84年リリースのシングルでフジ系列のTW番組「なるほど!ザ・ワールド」のエンディング楽曲としても人気だった「愛のハーモニー」は安井かずみ×加藤和彦による楽曲。「Somebody‘s Crying」、「Dream A Little Dream Of You」は詞・曲ともアグネスによる楽曲で、前作でアグネス作品との抜群の相性を発揮した山川恵津子が編曲を担当。アグネスが作詞した「涙はいらない」はアルバム「ヨーイドン」でも共演済みのブレッド&バターの岩沢二弓が作曲とコーラスを担当、チャイニーズテイストな編曲は矢野誠によるもの。デビュー曲からの付き合いの山上路夫による「ふたりのRainy Day」など豪華作家人による楽曲やCMタイアップ曲など人気曲を多く含む充実作で洗練された大人のポップスに仕上がっている。約2年間在籍したJAPAN RECORD(徳間ジャパン)では、本作品とシングル4作品をリリース、結婚や出産などを経て1988年にポニーキャニオンに移籍。