「Always Agnes ～アグネス・チャン・ワーナー・イヤーズ・コレクション 1972-1978～」DSIC 3 [2012-08-08]

最后的乐园

(1)二人だけのコンサート
(2)想い出の散歩道
(3)東京タワーを鉛筆にして
(4)雨模様
(5)街角
(6)陽のあたる場所
(7)Jip-Jip(ジップジップ)のU.F.O.
(8)初恋の人に似ている
(9)夕暮れ時はさびしそう
(10)ひとりぼっちの部屋
(11)もう泣かさないでね
(12)雨の坂道で
(13)忘れないでしょう
(14)お皿一枚涙のスープ
(15)悲しくても美しく
(16)そよ風と私
(17)風の縁結び
(18)悲しみよこんにちは
(19)明日帰ります
(20)心の架け橋

最后的乐园

(1)二人だけのコンサート

松山　猛作詞／加藤和彥作曲／竜崎孝路編曲

デイジーの咲く　ステージのそば
落葉のいすも　見つけておいた
夕焼け色の　ライトの中で
オーケストラは　風とギター
もしもつぎの土曜日が晴れたら
いつも歩くあの公園で
たった二人きり　小さなコンサートを
したいの

初めてあんだ　白いセー夕ー
それが私の　ステージ衣装
あなたのために　初めてうたう
フイナーレの詩　つくってみたの
だからつぎの土曜日が晴れたら
いつも歩くあの公園で
※たった二人きり　小さなコンサートを
　したいの

※ くりかえし

(2)想い出の散歩道

松本　隆作詞／馬飼野俊一作曲／キャラメル・ママ編曲

あの静かな　丘の上に
そびえていた　リンゴの木
背のびしても　届かないの
笑いながら　もいでくれた
あなただけがいないのね
あとはみんな昔のよう
わたし
ひとりぼっちで　歩いてゆくわ
ほら想い出は　もう風よ

掌にひんやり　青いリンゴ
高い枝にひとっだけ
背のびしたら　とれちゃったの
知らないまに　変わったのは
あなたじゃない　わたしなの
あとはみんな昔のよう
わたし
ひとりぼっちでもうだいじようぶ
ほら想い出は　もう風色よ

最后的乐园

(3)東京タワーを鉛筆にして

喜多條　忠作詞／小泉まさみ作曲／船山基紀編曲

東京タワーを鉛筆にして
青空いっぱいあなたの顔を
うんと上手に描きたいのです
あなたと出会った日付けを入れて
ちょっぴり大人のつもりになって
LOVEと小さく描きましょう
HA HA HA......

湘南電車をローセキにして
砂浜いっぱい私の顔を
うんとかわいく描きたいのです
あなたと私は水平線で
ちょっぴり大人のつもりになって
夕陽みたいに頰染める
HA HA HA......

(4)雨模様

松本　隆作詞／穂口雄右作曲／矢野　誠編曲

あなたはどのくらい　待ったのかしら
窓を濡らしてる　雨を見ながら
となりの椅子にかけ　話しかけても
わたしのほうも見ず　聞こえないふり
いつものほほえみは　どこに消えたの
わたし「ごめんね」も　言い出せないわ
午後の図書館は　ひっそり静か
ためいき　ひとつだけ　ひびいたの

外はまだ雨　降りやまない
わたしの胸も　雨模様よ

髪をとかしても　お喋りしても
とても気になるの　さっきのことが
電話しようかな　ダイヤルしても
指がふるえちゃう　ちょっぴりこわい
あなたは今でも　おこってるかな
返事もなかったら　泣いちゃいそうよ
何て言おうかな　わからないのよ
電話前にして　にらめっこ

外はまだ雨　降りやまない
わたしの胸も　雨模様よ

明日は放課後の　図書館に行き
いつもの椅子にかけ　待っていましょう
もしもまだあなた　知らんふりでも
だんまり背中だけ　くるり向けても
わたし決めたのよ　あしたはきっと
きっとほほえんで　言えると思う
そうよ「ごめんね」と　小さな声で
あなたゆるして　くれるかな

※外はまだ雨　降りやまない
　わたしの胸も　雨模様よ

※くりかえし

最后的乐园

(5)街角

橿渕哲郎作詞・作曲／鈴木慶一とムーンライダース／橿渕哲郎編曲

※そばに居て　いつまでも
　私のそばに
　行かないで　街角に
　私を残して
　レインコート　肩にかけた
　後姿さえ　私は惜しむ

待ちあわせ　ロードショー
楽しかったわ
華やかな　ショ一ウインド
胸踊らせて
街角でいつまでも
お喋りしたわ
そよ風の中

※※街に灯がともる頃
　　虛しくなるわ
　　本当の氣持おしえて
　　肩にすがりついても
　　離れたくない
　　ふたりで　このまま…

※くりかえし
※※ くりかえし
※※くりかえし

(6)陽のあたる場所

あおいひろし作詞／小泉まさみ作曲／鈴木慶一とムーンライダース／椎名和夫編曲

大きな家に住む事よりも
あなたが暮してる
街角の小さな部屋に
飛んで行きたいのよ

たくさんお金がなくたって
あなたとふたりで
陽のあたる毎日を
作ってみたいのよ

古い生き方だって
言われてもいいでしょ
こんな私ですから
どうぞよろしく

恋する事は　やさしいけれど
生まれた愛を
ふたり分の幸せに
するのはむずかしいの

素敵な車のドライブよりも
あなたとふたりで
自転車に乗りながら
サンデイ・ショッピング

古い生き方だって
言われてもいいでしよ
こんな私ですから
どうぞよろしく

恋する事は　やさしいけれど
生まれた愛を
いつまでもそのままに
感じて生きたいの
感じて生きたいの

最后的乐园

(7)Jip-Jip(ジップジップ)のU.F.O.

鈴木慶一作詞・作曲／鈴木慶一とムーンライダース／鈴木慶一編曲

Jip-Jip　二階の窓で
あなたの円盤待ちこがれてる
Jip-Jip　私の彼を　夜空へ連れてって...

カーテンが風にゆれたら
それが合図よ　あなたが来た証拠
私のお願い　かなえてほしい
銀河を越えて　やって来たキューピッド

一番大事なあの人は
私の話に知らんぷり
いっしょのお部屋にいる時も
星空やロケットの事ばかり

U.F.O.に乗って　私の彼氏の夢をかなえて
U.F.O.に乗れば　私の事考えてくれるわ

(Jip-Jip)キミハ...イッシヨニイカナイノカイ？
(アグネス)私　行かないの
(Jip-Jip)カレ　サミシガルヨ
(アグネス)ベルト　しめてあげて
(Jip-Jip)カレハ　ハジメテミタイダケド
　　　ダイジョウブカナア
(アグネス)スピード出さないでよ
(Jip-Jip)スピード　ダサナイト　キブンガデナイケド…
　　　シンパイシナイデ...マッテイテ
(アグネス)気をつけてね
(Jip-Jip)バイ・バイ
(アグネス)いってらっしやい

かーテンが風にゆれたら
それが合図よ　あなたが行く証拠
街路樹を飛び越えて
でも　私はついて行かないわ

※Jip-Jip　私の事を
　破がわかってくれたならば
　Jip-Jip　二階の窓に　つれて帰ってね

※くりかえし
※くりかえし

(8)初恋の人に似ている

北山　修作詞／加藤和彦作曲／あかのたちお編曲

あなたにささげた　言葉の中に
嘘はないけど　何か気になる
こんな気持を　違うあなたに
ほのかによせた　思い出があるの

※そうよ　あなたは似ている
　初恋の人に
　好きだった　でもそれは
　いけないことじゃないけど
　言っちゃいけない
※※今はあなただけなの

あなたと肩よせ　歩いていても
前に誰かと　歩いたような
そんな気がして　立ちどまったの
ごめんなさいね　ただそれだけなの

※くりかえし
※※ くりかえし
※※くりかえし
※※くりかえし

最后的乐园

(9)夕暮れ時はさびしそう

天野　滋作詞・作曲／あかのたちお編曲

田舎の堤防　夕暮れ時に
ぼんやりベンチに　すわるのか
散歩するのも　いいけれど
よりそう人が　欲しいもの
あの娘がいれば　僕だって
さびしい気持にゃ　ならないさ
まわりの暗さは　僕達のため
あの娘が来るのを　待っている

※夕暮れ時は　さびしそう
　とっても一人じゃ　いられない

夕焼け雲さん　伝えてくれよ
あの娘のお部屋の　窓ぎわへ
虫にさされるのは　いやだけど
肩をならべて　いたいよと

※※こんな河原の　夕暮れ時に
　　呼びだしたりして　ごめんごめん
　　笑ってくれよ　ウフフとネ
　　そんなにふくれちゃいやだよ

※くりかえし

※くりかえし

おうちの人に　おこられるかな
呼びだしたりして　ごめんごめん
もうちょっとだけ　いっしょにいよう
帰りたいなんて　いわないで
そうか君は　笑うのが
へたに　なっちゃったんだね
あんまり僕を　困らせないで
そろそろ笑って　くれよ

※※くりかえし

※くりかえし

(10)ひとりぼっちの部屋

高木麻早作詞・作曲／あかのたちお編曲

今ひとり部屋の隅にいて
今ひとりひざを抱いて眠る
ギターのつまびき　それは昨日
甘いささやき　それは明日
今ひとり部屋の隅にいて
今ひとり想う　あなたのこと

今ひとりソファー横になって
今ひとり時計ながめている
おやすみなさい　それは昨日
いつもの駅で　それは明日
今ひとりソファー横になって
今ひとり想う　あなたのこと
ラララララララ.......................

最后的乐园

(11)もう泣かさないでね

落合恵子作詞／井上忠夫作曲／馬飼野康二編曲

※ずるい人なのあなたは
　上目づかいで
　かさないでよ　大事な
　愛の言葉は

いつも忘れた頃　電話して
破るために　約束する人
幸せ　不幸せ
心落ち着かない

愛は信じる事だと
あなたの　口ぐせだけど
息を詰めて　待っている今
もう泣かさないでね

ずるい人なの　あなたは
そっぽを向いて
タバコをふかして　わたしを
煙にまくのよ

いつも腕を組んでいたいけど
誰か見てると　離れるのすぐ
てれるの　いやなの
この手　泣いているの

愛は信じる事だと
あなたの　口ぐせだけど
目を閉じたまま　待ってる今
もう泣かさないでね

※くりかえし

(12)雨の坂道で

安井かずみ作詞／加瀬邦彦作曲／馬飼野俊一編曲

雨の坂道で偶然出逢った
忘れられない人　交す言葉に
なつかしさあふれ　どんなにこの日を
心に待ってたか　今わかります

歩いて　いました
時々やさしさが
重なりあうのを　感じながら
胸に育ててきた
夢のしずくが　今目の前に

雨の坂道で　それがあなただと
わかった時わたし　波打つ胸に
うれしさあふれて　それでも言葉は
何でもないような　事ばかりです

歩いていました
ひとつの傘の下
あなたを　大人に感じながら

※想い続けて来た
　夢のしずくが　光っています

※くりかえし

最后的乐园

(13)忘れないでしょう

布施　明作詞・作曲／瀬尾一三編曲

時は流れて　人はさり行き
涙の跡が残る
想い出の糸を　たぐりよせても
夢は　遠くに　ひかる…

ふるさとを　たびたつ　私ですけど
いつまでも　貴方の事を
忘れないでしょう　忘れないでしょう

貴方はうまく　生きてゆけるわ
やさしい心が　あるから
私の涙は　星となるでしょう
時の流れの　中で…

※ふるさとを　たびたつ　私ですけど
　いつまでも　貴方の事を
　忘れないでしょう　忘れないでしょう

※くりかえし

(14)お皿一枚涙のスープ

布施明作詞・作曲／ラスト・ショウ編曲

あなたの影に　追いつけず
どんどん距離が　遠くなる
あなたの姿を　見失い
一人歩いて　いるのです
残ったものは......お皿一枚　涙のスープ

いきたいところへ　いったらいいわ
私は　もう　何も　いわないで
どこかの　誰かに　幸せを
私の分まで　あげたらいいわ
残ったものは......お皿一枚　涙のスープ
残ったものは......お皿一枚　涙のスープ
残ったものは......お皿一枚　涙のスープ
残ったものは......お皿一枚　涙のスープ

最后的乐园

(15)悲しくても美しく

布施　明作詞・作曲／梅垣達志編曲

幼い頃の　思い出を
そっと　しのんで　みる夜は
ほほを　つたわる　涙の跡を
鏡に　うつして　つぶやくの

※さびしくても　美しく
　悲しくても　美しく

あの日の愛の　手紙さえ
淡い光の　なつかしさ
過ぎた　あの日は　今はもう
ほほえみの中に　消えて行く

さびしくても　美しく
悲しくても　美しく

すてきな愛の　お話を
いつかは出来る　その日まで
ひとりの旅は　どこまでも
朝日の中を　私は行く

※くりかえし
※ くりかえし

(16)そよ風と私

門谷憲二作詞／西島三重子作曲／船山基紀編曲

立ちどまることまなく
步きつづける旅の重さに
ふと青空を見上げれば
そよ風と私

めぐり逢い去ってゆく
ただくりかえす人の別れを
いつでもそっとみつめていた
そよ風と私

※風の中ににひざまずき
　しずかに眼を閉じて
　あなたのささやき聞いていたい
　心のままに

果てしない道がある
見果てぬ夢のその重さに
ふと悲しくて見上げれば
そよ風と私

いつまでも変らずに
愛してくれる母のように
長い髮にふれてみる
そよ風と私

想い出に手をふれば
人の心もすこし揺れる
流されてゆく旅の空に
そよ風と私

※ くりかえし

立ちどまることもなく
歩きつづける旅の重さに
ふと青空を見上げれば
そよ風と私

最后的乐园

(17)風の縁結び

クニ河内作詞・作曲／船山基紀編曲

優しさに気付いて
なにげなく振り返る
初めて出逢った人に
ちょっぴり恥らう頰
微笑の真中で
雲の帽子をかぶろう
いつの日にか　いつの日にか
風がしあわせの縁結び

どこにでもあるような
友だちのおつきあい
誰にでもあるよラな
ポツかリ沈んだ心
ふれあいの真中で
もっと言葉を交そう
いつの日にか　いつの日にか
風がしあわせの縁結び

無邪気な風の踊り
ゆきかう光の中
みつめ合うふたりに
祝福の鐘が鳴る
結ばれるその時に
夢のつり橋わたろう
いつの日にか　いつの間にか
風がふたりの縁結び

(18)悲しみよこんにちは

門谷憲二作詞／西島三重子作曲／船山基紀編曲

いつの間にか　いつの間にか　あの人が変る
みなれた人が　知らない人に
あかるい人が　まぶしい人になる

恋をしたら　恋をしたら　時のすぎゆくままに
やさしい人が　いとしい人に
すてきな人も　輝く人に変る

でも　それだけじやすまない
心は急に　とまれないから
愛することを　知つた時から
何がはじまるか　知つてるわ
だから心こめて　心きめて
悲しみよ　こんにちは

知らないうちに　知らないうちに　あの人が変る
かすかな人が　大きな人に
ふつうの人が　ひそかな人になる

恋をしだら　恋をしだら　時のすぎゆくままに
いつもの人が　はるかな人に
心の人も　旅立つ人に変る

でも　それだけじゃすまない
想いは強く　燃えているから
愛することを　知つた時から
何がはじまるか　知つてるわ
だから心こめて　心きめて
悲しみよ　こんにちは
悲しみよ　こんにちは