歌手のアグネス・チャンさんが岩手県大槌町を訪ねました。大槌町は震災ではおよそ1300人が犠牲になり、今も4千人以上が仮設住宅に暮らすという甚大な被害を受けました。町では火災で立ち枯れた木の伐採がすすみ、春には植林が行われます。アグネスさんは江戸時代から続く伝統の新巻さけをごちそうになりました。女性たちが刺し子で作るグッズが人気で、これまでに5万点近くが売れました。旅の終わりにアグネスさんはミニコンサートを開き自らのヒット曲や宮沢賢治の詩を独自にアレンジした「雨ニモマケズ」を歌って皆を励ましました。
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